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コロナ禍での出産!“助産院”という選択肢。体験レポート「かん助産所」

2022.12.11

担当ライター: tommy

こんにちは!二児の母tommyです!

なかなか終息しない新型コロナウイルス。
この世の中はいつまで続くのでしょうか?

現在多くの病院・クリニックは感染予防対策のため、
家族の付き添いができない妊婦健診を行っています。
そして、立ち合い出産もできず、マスクをしながら独りで耐える陣痛に出産。
コロナ禍で出産を控える妊婦さんのことを思うと胸が締め付けられる思いです。

そんな中、私は2021年5月に「かん助産所」で次男を出産しました。

そこで私自身の出産の体験談も交えながら
まだまだ認知度の低い【助産院】という場所をご紹介します!

施設名かん助産所
住所493-0004
愛知県一宮市木曽川町玉ノ井砂割7
代表助産師:姜 敏子
連絡先0586-85-0201
090-1864-4388
見学希望の方もお気軽にご相談ください。
アクセス名鉄尾西線 玉ノ井駅より徒歩10分
駐車場 3台有
関連リンク公式ホームページ かん先生のInstagram スタッフInstagram

 かん助産所でできること

「助産院」と聞いても
病院?クリニックとは違うの?
先生はいないの? など

疑問がたくさん浮かびますよね。

まず助産院とは【助産師が開業する出産介助施設の通称】です。

妊婦健診やお産、また母乳ケアや育児相談などの産後ケアを
それぞれのお母さんや赤ちゃんに寄り添って行うことが特徴です。

一宮市で「お産」ができる助産院は【かん助産所】【あさみや助産院】2つのみ。
一宮市内の病院と提携しながらお母さんの出産を一緒にサポートしてくださいます。

 出産に向けて家族の絆を深める妊婦検診

かん先生との妊婦健診は約1時間! 😯 

今の身体の不安から出産に向けての準備のこと
また、上の子との向き合い方や産後の生活についてまで
じっくりたっぷりなんでも相談できちゃいますよ!

他の方と重ならないように予約を取ってくださるので
お父さんや上の子の付き添いも大丈夫。
家族みんなで赤ちゃんを迎える準備ができますね。

「赤ちゃんおっきくなったね~」
和気あいあいと進む妊婦健診。

妊婦健診補助券が使えるので
それ以上にお支払いすることはありませんでした。
(※2021年の妊婦健診の体験談)

自分で選んだ病院またはクリニックと交互に受診するため、
医師・助産師、両方の視点から診た
妊娠経過を知れるのは安心につながりました。

 助産所のお産って?

出産する部屋と宿泊する部屋は同じ、和室になります。

フリースタイルでの分娩になるため、
お母さんが心地よいと感じる分娩方法を選ぶことができます。

よくある仰向けで足を開く出産方法は、
重力に逆らう形で出産となるため
医師にとっては診やすいけれど、
お母さんと赤ちゃんにとっては辛いことも・・・

こちらでよくある出産方法は、
お父さんが椅子に腰かけて、お母さんはお父さんに抱き着く形で跪き、
椅子の背中部分を持っていきみます。
先生にはお尻を向ける形での出産です。

これ、楽でした!(笑)
あまりいきまなくても赤ちゃんの体重で自然に下りてくるのがわかるんです。

また妊娠の経過が順調に進んでいれば、
自宅出産や水中出産もできるので、
ご自身にあったバースプランを相談してみてくださいね。

そして気になる費用ですが、
直接支払制度を使用し、実際に支払った金額は6万円程度でした。
(あくまで一例です。)
長男を病院で出産したときは
15万円程お支払いしたので、安いと感じました。

家族・兄弟姉妹の立ち合い出産もOKです。

生まれてきたベビーを家族みんなで囲み、0歳の誕生日をいわいましょう。
ママの頑張り、ベビーの頑張りをみんなで称えてください。
助産師のわたしは、ひっそり黒子のようにママに寄り添い、出産を乗り越えて行くのを支えます。
(かん助産所ホームページより引用)

我が家は特にバースプランなどは伝えていませんでしたが、
出産の時にかん先生ともうひとり助産師さんが付いてくださり、
その方が写真と動画の撮影などをしてくださいました。

へその緒をパパが切っている貴重な写真もいただけましたよ!

三脚を持ってくる方もみえるそうです。
家族の大切な思い出になりますね。

 まるで実家にいるような心温まる空間で過ごす産後入院

「ここで食べた、あのお粥が食べたくてまた来ちゃいました!」
そんなファンも多い、かん助産所の入院ごはん。

和食を中心に旬の野菜を多く取り入れた
身体に優しい栄養満点の食事です。

出来立てほかほかでいただく発芽玄米粥は心も身体も温めてくれます。
ぷちぷちっとした食感がたまりません!

希望すれば家族も一緒に泊まることができるのも魅力の一つ。

「パパと〇〇くん、良かったら一緒に食べていったら~?」
そんな優しいお言葉をいただいて、初めて家族4人で囲んだ食卓でした。
(※食事代は別途お支払いしています。)

 パパも覚えてね!沐浴体験


 手形足形つき命名書のプレゼント

退院の日には立派な命名書をいただき、驚きました!

かん先生が毎回お知り合いの書道の先生に頼んで書いていただいているそうです。
ご高齢の方のようで、こちらはいつまで頼めるかわからないそうです。

とても嬉しい心のこもったプレゼントに感動しました。

 出産体験記!感動をつなぐ“絆ノート”

“かん助産所でのお産どうだった?”
そんなリアルなママたちの体験記をまとめた絆ノート。

出産を終えて感じたことなど、書き出してみてくださいね。
あなたの体験が、次のママの力になります。

この絆ノートの内容は公式ホームページの「出産体験記」からも読むことができます。
みんなのリアルな体験記に感動の涙が止まりませんでした。

来年には開業25年を迎える「かん助産所」

こちらで出産をしてみて、
私にはもうひとつの実家ができたような、そんな気持ちになりました。

お産の後にも母乳ケアで1年ほど通い、
その後友人を紹介して、また取材でお伺いして、、、

なにかしらの理由をつけて(笑)
今でも定期的に会いに行きます。

妊婦さんも産後に悩めるママさんも、
一度かん先生に会いに行ってみてくださいね。

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